DX=Digital Transformation ( デジタルトランスフォーメーション)
日々進化し続けているデジタル技術を活用し、人々の暮らしをより良いものへと変革させるという概念のこと
インターネット、スマートフォン等、今や暮らしに欠かせないものとなっている「デジタル技術」は、さらに、5Gをはじめとする新しい技術によって、私たちの生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる「DX」(デジタル・トランスフォーメーション)をもたらすことが期待されています。折しも、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、新しいライフスタイル・ワークスタイルへの急激な変革が求められており、例えばテレワークやこれに伴う移住・定住など、デジタル技術をさらに積極的に活用して、対応していく必要があります。
福岡県では、県や市町村の行政にとどまらず、社会的課題やニーズを踏まえ、県全体のDXを推進するための「福岡県DX戦略」を立案し、具体的な取組みを早急に実施・展開することで、移住定住の促進などポストコロナを見据えた地方創生の実現を目指します。
DXの推進にはインフラ整備が欠かせない!!
一気にデジタル化が進む中で、データ通信容量が大幅に増加してきています。そのために、5G(第5世代移動通信システム)の整備が進んでいます。超高速・低遅延といった特徴を活かして、離島や中山間地域におけるテレワークや地域情報の発信など地域社会のDX推進、すなわち、デジタルによる価値創造、及びデジタルデバイド解消に寄与することを期待しています。
第一歩を福岡から
新型コロナウイルス感染症の拡大を契機とした「新しい働き方」の広がりにより、都会から地方への新たな人の流れが生まれています。この新たな人の流れをしっかりと受け入れ、選ばれる魅力ある地域を目指し、福岡県への移住を促進します。そのためにもDXがもたらす未来像をしっかりと示し、福岡県DX戦略の着実な推進の契機にしたいと考えています。
東峰村を拠点に
福岡県が考えるDXは、都市部や一部の県民が実現・実感するものではなく、県全体としてDXの恩恵を享受できるものです。まずは、福岡県のパイロット事業として、高齢化や過疎化が進む中山間地域をモデルとして、東峰村において先端的かつ試行的なデジタル拠点となるパイロット施設を整備し、また、5Gイベントによる未来像の発信を行うこととしました。これをモデルとして、県内各地域におけるDXを推進し、移住定住を促進していきます。
福岡県の取り組み
事務局
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